離婚の種類と慰謝料請求について

配偶者と離婚を考えている方。または配偶者の不貞行為やDV等により慰謝料請求を考えている方。以下で説明していきます。

離婚の種類(詳細)

1. 協議離婚

  • 特徴: 当事者同士が合意すれば、裁判所を通さずに役所への届け出だけで成立。
  • 手続きの流れ:
    1. 話し合いで以下の事項を決める:
      • 親権(未成年の子供がいる場合)
      • 養育費
      • 面会交流のルール
      • 慰謝料や財産分与
    2. 役所で「離婚届」を記入・提出。
  • 注意点:
    • 口頭だけの約束はトラブルの原因になるため、公正証書を作成するのが望ましい。
    • 離婚届提出後は原則として撤回できない。

2. 調停離婚

  • 特徴: 家庭裁判所で調停委員を交えて話し合いを行う。非公開で、費用も比較的安価。
  • 手続きの流れ:
    1. 裁判所に調停を申し立てる(申立書に必要事項を記入し、手数料(1,200円程度)を支払う)。
    2. 裁判所で数回の調停を経て、合意に至れば調停調書が作成される。
    3. 調停調書は法的拘束力を持ち、履行されなければ強制執行が可能。
  • 注意点:
    • 話し合いがまとまらない場合、審判や裁判に移行することもある。

3. 審判離婚

  • 特徴: 調停が不成立となった場合に家庭裁判所が職権で決定。ただし、実際には利用されるケースはほとんどない。
  • 手続きの流れ:
    • 調停での議論を踏まえて裁判官が決定する。
    • 異議申立てが可能で、申立てがあれば審判は無効に。

4. 裁判離婚

  • 特徴: 合意が不可能な場合、裁判所が判決を下す。法的離婚原因が必要。
  • 法定離婚原因(民法770条):
    1. 配偶者に不貞行為があった。
    2. 配偶者から悪意で遺棄された。
    3. 配偶者の生死が3年以上不明。
    4. 配偶者に回復の見込みのない強度の精神病がある。
    5. その他、婚姻を継続し難い重大な理由がある。
  • 手続きの流れ:
    1. 訴訟提起(裁判所に訴状を提出)。
    2. 口頭弁論や証拠提出を経て、判決が下される。
  • 注意点:
    • 時間と費用がかかる(数十万~100万円以上)。
    • 訴訟のため弁護士を依頼するのが一般的。

慰謝料請求(詳細)

1. 慰謝料の計算基準

慰謝料の金額は以下の要素で変動します:

(1) 不貞行為のケース

  • 結婚年数が長いほど高額になる傾向。
  • 相手の収入が高い場合、金額が増加。
  • 不貞相手に対する請求も同時に行う場合が多い。
  • 目安金額:
    • 短期間の不倫:100万円~200万円
    • 長期間・悪質な不倫:300万円~500万円以上

(2) DVやモラハラのケース

  • 身体的暴力が証明される場合、高額になる。
  • 証拠として診断書や録音データが重要。
  • 目安金額:
    • 軽度:50万円~100万円
    • 重度(傷害に至る場合):300万円以上

(3) その他

  • 悪意の遺棄(生活費を一切渡さないなど)は、状況によって100万円~300万円程度。

2. 不倫相手への慰謝料請求

  • 不倫相手に対する慰謝料請求の成立条件:
    • 相手が配偶者の婚姻関係を知りながら不貞行為を行った場合。
  • 例外: 不倫相手が「配偶者が独身と偽った」と証明できる場合、責任を問えない。
  • 注意: 慰謝料請求後、感情的なトラブルが生じる可能性があるため慎重な対応が必要。

3. 証拠収集のポイント

  • 不貞行為の場合
    • 浮気相手とのLINEやメールの内容
    • ホテルやデートの写真
    • 探偵による報告書(裁判で有力な証拠)
  • DVの場合
    • 診断書、暴力の録音・映像
    • 警察への被害届の控え

4. 慰謝料請求の手続き

ステップ1: 弁護士に相談

  • 専門家に相談し、法的アドバイスを受ける。
  • 弁護士に代理人を依頼すれば、相手との交渉も安心。

ステップ2: 内容証明郵便の送付

  • 内容証明郵便で請求書を送付。
  • 慰謝料の支払期限や理由を明記。

ステップ3: 交渉・調停

  • 支払いに応じない場合、家庭裁判所で調停を申し立てる。

ステップ4: 訴訟

  • 調停でも解決しない場合、裁判を通じて請求。

5. 実際のトラブル例

  • 不倫の証拠が不十分: 証拠が不明瞭だと慰謝料が減額される可能性。
  • 不倫相手が支払能力がない: 慰謝料の実質的な回収が難しい場合がある。
  • 感情的対立: 慰謝料請求がさらなるトラブルを招くケース。

最後に

慰謝料請求や離婚は法律だけでなく感情的な問題も伴います。探偵を利用して確実な証拠を収集したり、弁護士と協力して法的に適切な手続きを進めることが解決への鍵です。

さらに具体的なケースに応じた対応が必要であれば、詳細を教えていただければサポートいたします。

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