恋人に浮気をされてしまった時の対処法
交際している男女の間でトラブルとなる典型的な問題が、「恋人に浮気された」というトラブルです。
1. 冷静に状況を把握する
- 感情を整理する: 浮気が発覚した直後は感情的になることが多いですが、まずは深呼吸し、冷静になることが重要です。感情を整理するために、一度距離を置くのも良いでしょう。
- 事実確認: 浮気の事実をどのように知ったのか、具体的な情報を整理しましょう。噂や誤解である可能性もあるため、確かな情報を基に判断することが大切です。
2. 話し合う準備をする
- 対話の場を設ける: 直接話すことができる環境を整えましょう。静かで落ち着いた場所が理想です。
- 自分の気持ちを伝える: 何を感じ、どのような影響を受けているのかを素直に伝えましょう。ただし、感情的になりすぎないように気を付けて。
3. 理由を尋ねる
- 浮気の理由を聞く: 何が原因で浮気に至ったのか、相手の言い分を聞くことも大切です。お互いのコミュニケーションや関係に問題があったのか、相手の心情を理解することで今後の選択に役立ちます。
4. 自分の気持ちを再評価する
- 許すかどうか考える: 浮気を許すか、関係を続けるのか、それとも別れるのか、自分の気持ちをじっくり考えましょう。時間をかけて決断することが重要です。
- 自分の価値を再確認する: 浮気によって自信を失うこともありますが、自分の価値を再確認し、自分自身を大切にすることを忘れないようにしましょう。
5. 信頼を再構築する
- 関係を修復する努力: 許す決断をした場合、信頼を再構築するためにはお互いの努力が必要です。誠実なコミュニケーションや行動を通じて、少しずつ信頼を取り戻していくことが大切です。
- ルールを設定する: どのような行動が許されるか、お互いにとって安心できるルールを設定し、今後の関係をより良いものにするためのガイドラインを作成します。
6. 別れる場合
- 明確な理由を伝える: 別れることを選んだ場合、相手に対してその理由をしっかりと伝え、自分の決断を理解してもらうことが重要です。
- 感情的な断絶: 別れた後も相手との接触を避けることが、感情的な回復に役立ちます。特にSNSでの接触を控えると良いでしょう。
7. サポートを求める
- 友人や家族に相談: 友人や家族に気持ちを話すことで、感情を整理し、サポートを受けることができます。
- 専門家の助けを借りる: カウンセリングを受けることで、自分の気持ちを深く理解し、今後の関係や自分自身についての洞察を得ることができます。
8. 自分を大切にする
- 自己ケアを重視する: 浮気の経験は心に傷を残すことがありますので、自分を大切にし、趣味やリラックスできる時間を持つことが重要です。
- 新しい経験を積む: 新しいことに挑戦したり、自分の興味を追求したりすることで、自信を取り戻す手助けになります。
恋人に浮気をされて慰謝料請求できるのか?
浮気された側が取り得る法的な対応方法としては、恋人に対する慰謝料請求が考えられます。
しかし原則として、恋人に浮気されたことを理由にパートナーに慰謝料請求することはできません。
結婚した夫婦間では、浮気により「平和な結婚生活を送る権利」が侵害されたとして不法行為(民法709条)にもとづく慰謝料請求ができますが、恋人間にはそのような権利が存在していないからです。
しかし以下の2つの場合には「権利・利益」侵害が認められ慰謝料請求できる可能性があります。
①男女が婚姻していないものの「内縁関係」にあるといえるケース
②男女が「婚約」していたケース
まず「内縁関係」とは、法律上の婚姻届を提出していないものの、法律婚の夫婦と変わらないという実態が伴っている男女のことを指します。内縁関係が認められる場合には婚姻関係にある夫婦と同様の保護が与えられることから、男女は双方に対して貞操義務(他の異性と性的関係を持ってはいけない義務)を負うことになります。したがって、浮気をしたパートナーには貞操権侵害の不法行為が成立する可能性があるのです。
次に「婚約」とは、男女が誠心誠意をもって将来夫婦になるという合意が成立していることを指します。判例上、婚約の不当破棄は不法行為が成立し、破棄された当事者は相手方パートナーに慰謝料を請求することが認められています。
このように、恋人同士であっても、内縁関係や婚約が成立している場合には、浮気された側は相手に対して慰謝料請求をすることで法的な責任を取らせることが可能です。
内縁とは、戸籍上の定めに従い婚姻届を役所に届け出ることで成立する「法律婚(婚姻・結婚)」に対して、婚姻の届出をしていないため法律上の夫婦とは認められないものの、社会生活を送る上で事実上夫婦同然の生活をしている状態のことを指します。「事実婚」とも言います。
まとめ
恋人の浮気は非常に辛い経験ですが、自分自身を大切にし、冷静に対処することが大切です。自分の気持ちを理解し、今後の選択を慎重に考えることで、より良い未来を築く手助けになります。感情的な瞬間にとらわれず、自分の価値を再確認し、必要なサポートを求めることが重要です。
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