離婚協議中に不倫や浮気をしたら・・・

離婚協議中に不倫をした場合、いくつかの法的・心理的な影響があります。離婚協議が進行中であっても、正式に離婚が成立していないため、不倫行為は依然として婚姻内での不貞行為として扱われ、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

協議離婚とは・・・

「離婚協議中」とは、夫婦が離婚を決意し、離婚の条件について話し合っている状態を指します。この段階では、正式に離婚が成立していないものの、離婚に向けた手続きや合意に向けての話し合いが行われているという状況です。主に、以下のような点について話し合いが進められます。

1. 財産分与

夫婦が共同で築いた財産をどのように分けるかという問題です。これには、住宅、預金、車、貴金属、年金などが含まれます。

2. 親権・養育費

子どもがいる場合、どちらが親権を持つか、養育費をどのように支払うかなどについて話し合います。また、面会交流(子どもと親が会う機会)の取り決めも含まれます。

3. 慰謝料

一方が不倫や暴力などの理由で離婚を希望する場合、慰謝料が問題となることがあります。慰謝料の額や支払方法について協議が行われます。

4. 婚姻費用

離婚が成立するまでの間、一方が他方に対して生活費(婚姻費用)を支払うかどうかが話し合われます。

5. その他の取り決め

上記の項目以外にも、住居の移転、ペットの取り決め、車の所有権の移転など、さまざまな問題が協議されることがあります。

「離婚協議中」の状態は、正式に裁判所での離婚手続きが始まる前の段階であり、夫婦が自主的に合意に達することが望ましいとされています。協議がうまく進まない場合には、調停や裁判に移行することもあります。

協議離婚中に不倫すると・・・

1. 慰謝料請求の対象になる

離婚協議中に不倫を行うことは、配偶者に対する不貞行為と見なされます。この場合、不倫相手に対して慰謝料を請求する権利が発生することが一般的です。もしあなたが不倫をした側であれば、相手配偶者から慰謝料を請求される可能性が高くなります。特に、離婚の原因が不倫にある場合、慰謝料額が高額になることがあります。

2. 離婚協議における不利な立場

離婚協議中に不倫が発覚した場合、あなたの立場が不利になる可能性があります。たとえば、配偶者が不倫を原因として離婚を求めている場合、不倫が証明されることで、婚姻生活における責任を追及され、財産分与や親権、養育費の取り決めにおいて不利な状況になることもあります。

3. 調停や裁判での証拠として扱われる

離婚協議中に不倫をした場合、その事実は調停や裁判の際に重要な証拠として扱われる可能性があります。特に、配偶者が証拠を押さえている場合、調停や裁判で有利に働くことがあります。反対に、不倫をした側は証拠が残ることにより、不利な立場になる可能性が高くなります。

4. 信頼関係の崩壊

離婚協議中であっても、婚姻関係が続いている以上、不倫行為は配偶者との信頼関係をさらに悪化させます。特に協議が進んでいる場合、相手配偶者が心理的に耐えられなくなり、交渉や協議が破談になることもあります。

5. 精神的・社会的な影響

不倫が発覚すると、精神的なダメージだけでなく、周囲の人々や社会的な評価にも影響を与えることがあります。特に家庭内での問題が公に明るみに出ることで、仕事や友人関係においても不利益を被ることが考えられます。

離婚協議中に不倫を防ぐ方法

もし離婚協議中に不倫を避けたいのであれば、以下のような方法が考えられます。

  • 冷静に協議を進める: 感情的な争いが激しくなると、つい感情的な行動に走りがちですが、冷静に話し合いを進めることが重要です。
  • 専門家のサポートを受ける: 弁護士や専門家を交えて、第三者の視点からアドバイスをもらうことで、感情的な決断を避けることができます。
  • 相手配偶者と話し合う: 誤解を避け、協議を円滑に進めるためには、相手配偶者と感情的にならずに意見を交わすことが有効です。

まとめ

離婚協議中に不倫をすると、慰謝料請求や協議内容に大きな影響を与える可能性が高く、法的なリスクや心理的な影響も避けられません。離婚協議を進める中で冷静に行動することが、双方にとって最良の結果を生むために重要です。

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